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2016_02
28
(Sun)21:33

古典派音楽とロマン派音楽の違い(なぜ小学生は古典派を中心に学ぶのか?) 

クラッシック音楽の歴史はルネサンス音楽・バロック音楽・古典派音楽・ロマン派音楽・近代音楽・現代音楽という時代区分に分けられますが、幼稚園~小学生は主に古典派音楽を中心にお稽古が進みます。

余力のあるお子様は古典派の楽曲に加えバロック音楽も課題曲に加えるのですが、
バッハに代表されるバロック音楽は各パートが全て主旋律と同じ比重を持つ【ポリフォニー(多声音楽)】なので、重厚な和声の響きや華やかなメロディラインに憧れる子供にはとても厳格な感じを受けるようです。

さて音楽形式を簡単に比較してみますと、
古典派音楽の特徴はソナタ形式などの形にこだわり、その中で音楽美を追求していく音楽で、
モーツァルトやハイドン・クーラウ・クレメンティ・ベートーヴェントに代表されます。

対してロマン派音楽は形式を重んじず自由な転調やダイナミックな強弱表現、そして感情・創造性に重きを於いた音楽で、
ショパン・リスト・シューベルト・シューマン・ブラームスといった作曲家の時代です。

ロマン派音楽を小学生に課題曲として与える機会が少ないのは・・・

ロマン派の楽曲の演奏はピアノの場合、必ずペダルを使用します。
ある程度の運指力が備わっていないとペダル奏法の学びができないですし、実際ペダルに足が届くほどの身長がないと物理的に難しいですね。
補助ペダルなどもありますが、案外ぺダルの踏み込みに力がいるので、発表会などの特別な時を除いて、普段の練習に補助ペダルを使用してまでロングペダルの使用が必然なロマン派音楽に取り組ませる意味を見出せないからです。

またソナタ形式の発展の上にロマン派音楽が形成されたという時代の流れを思いますと、
まずは古典派音楽の美しさを学んだ上で、形式にとらわれないロマン派音楽に学びを移行していくく≪順序≫も私は大切と考えております。

各時代でレガート&スタッカート奏法、そしてペダルの踏み方に違いがあるので、指導者自身もバロック・古典、そしてロマン派のそれぞれの音楽形式にふさわしい演奏法を十分学んだ上で指導していかなければなりません。
(近藤直子)
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